

>以下転載です。
本プロジェクトは、「原栄三郎回顧展・有田現代アートガーデンプレイス」の関連企画として、佐賀県有田町全域で行う、現代美術の展覧会です。
有田町は、400年という伝統を持つ「有田焼」で有名な場所で、陶磁器を作る「職人」と、それを支え、全国的に流通させてきた「商人の町」というイメージを守ってきました。
しかし、リーマンショック以後の世界的不況も伴い、陶磁器の売れ行きは激しく減少。
近年では、農業を中心とした産業を行う西有田との市町村合併を行う事で、農業と伝統工芸による、町のリストラクションに取り組まれています。
それでは、この場所に現代美術は、 何が出来るのだろうか。本プロジェクトでは、町や人と関わり、サイトスペシフィックな表現を行うことの出来るアーティストに焦点をあて、様々な角度からア プローチを行います。期間中には、数名のアーティストが個別にプロジェクトを立ち上げ、町中でのパフォーマンスや、公開制作などを行い、直接的な行動とプロセスも見せていきます。その個別のプロジェクトにより、同じ場所、同じ時間を共有する事で現代美術や表現への理解を促し、非日常的な場所との関わりを見せ、人と人、人と場所を繋ぐきっかけを作っていきます。
つまり、私たちの表現は、埋もれた歴史を掘り起こし、場所を紐解く一つの方法論として存在を主張できるのではないだろうかと考えます。
■期間
平成22年2月19日(金)〜3月20日(土)
会期中に参加アーティストたちが、展示や公開制作、パフォーマンス、イベントなど、様々な活動を繰り広げます!!!!
■会場
・「富右エ門釜」(上有田駅から徒歩3分)ARITA-mobileメイン会場です。
・有田駅から上有田駅に伸びる商店街「トンバイ塀通り」
・有田駅から上有田駅に伸びる商店街沿いにある陶器店の空き家
・有田駅から車で約25分「棚田エリア」
参加作家
○大串亮平 (佐賀)
○佐土嶋洋佳 (福岡)
○鈴木淳 (福岡)
○城野敬志 (福岡)
○森貴也 (大分)
○寺江圭一朗 (福岡)
○AMPカフェ (佐賀)
○富永剛 (福岡)
○浦田琴恵 (鹿児島・桜島)
○吉永ジェンダー (東京)
○大木千波(福岡)
○三輪恭子(福岡)
○冨永剛(福岡)
○浦郷慧人(佐賀)
○おばけ少年の集い(佐賀)
○はる(福岡)
○めもりのない定規(佐賀)
○宮崎千尋(佐賀)
○高増ようこ(長崎)
○川崎陽介 (佐賀)
○奥中章人 (京都)
○アートホーリーメン (熊本)
○宇宙プロジェクト(佐賀)
○加藤笑平 (熊本・天草)
■炎の博記念堂で行われる「有田現代アートガーデンプレイス」への参加
平成22年2月23日(火)〜2月28日(日)
○スズキジュンコ (長崎・波佐見)
○荒瀬哲也 (福岡)
※情報は、2010年1月26日現在のもので、変更になる可能性があります。